母親に人生を奪われるひきこもり・見えない暴力、ネグレクト、共依存
*こちらで出てくる「子供」とは、年齢が何歳であっても「親」に対しての「子供」という意味です。幼い頃のことは、「赤ちゃん」「乳児」といった言葉にしています。
4回のシリーズです。4回目では実際にどうするか・・家を出て自立までのやり方と、予め分かっておきたい挫折ポイントをお伝えしています。
*かなり率直な表現になっております。ご自身の体調とご相談されてお読みください。
1・母親との共依存、とは何か
共依存する母親とは、子供のことを根底では恨んでいるということがあります。
それで、子供の人生を思いのままにしても良いのだと思ってしまう・・・という傲慢さがそこにはあります。
最初の親子の関係は全て、何もできない赤ちゃんと大人から始まります。
力関係でも圧倒的に母親が支配できてしまいます。
本来、母親があなたを恨むことはただの逆恨みであり、筋ちがいです。
もちろんあなたに責任は全くありません!!(しかし、殆どの子供は自分の責任だと思ってしまうんですね・・・)
もう一度繰り返しますが、母親への責任はあなたにはありません!!
ではどうして母親が子供を憎んでしまうのか・・・その理由は様々で・・・
自分の人生が上手くいかなかった、本当はこんな生活を続けたくない、子供の父親が嫌、ただただ人が嫌い自分が嫌いだから子供も嫌い、好きな人の子供ではない、理想とかけ離れた人生だからetc...
なのになんでこの私が育てなきゃいけないの・・・・という感じです。
他にも母親があなたを恨む理由はありますが、つまりは自分で解消できない問題を子供にぶつけているということです。
そしてややこしいことに、そんな気持ちを腹の中に持っていることを母親自身は自覚できません。
そして、良い母親だという仮面をかぶりそれを信じて疑いません。
さらに子供にもこの状態を強いるという構図がすでに誕生してすぐには出来上がっています。
親が嘘をついていることは、子供はすぐに分かります。
大人は裏と表で言うことが違うと思うかもしれませんし、世の中の人はみんな嘘をつくんだと思うかもしれません。
また親の嘘を受け入れられなくてパニックになるかもしれません。
逆に自分を恨んでいる母親をいい母親として受け入れなければならないとなれば、鬱になっても、引きこもりになってもおかしくありません。
よくあるのが、親子の共依存で、子供が結婚できないパターンです。
母親の言い分では・・・今どき結婚なんてしなくても、好きなことで生きていけばいい・・・などと言っていたりします。
そこだけ聞けば、物分かりの良い親のように見えますが・・・
本当のところでは、自分たちの夫婦関係やそれぞれ自分の人生の問題に向き合うのが嫌で、いつまでも子供のことを考えていたいから、という背景があります。
そして、子供はそんなかわいそうなお母さんお父さんの気持ちに寄り添ってあげて実際に結婚しなくなります。
お母さんが幸せではないのは、自分の責任だと思ってしまっているからですが、それは生まれた時からあなたが悪いように思わされ続けたからなんです。
もう一度言います笑、あなたの責任ではないんです。
自分はなんとなくだけど、共依存だと思うという方へ・・・
共依存とは親から常にDVを受け続けているようなものなんですよ。
私の言葉で言えば、強盗殺人です。
魂の殺人です。
魂が殺されて、自分の人生が強盗にあっているんです。
そして、それが日常的に行われているということです。
では、次回以降はこちらに続きます★
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