母親に人生を奪われるひきこもり・見えない暴力、ネグレクト、共依存
*こちらで出てくる「子供」とは、年齢が何歳であっても「親」に対しての「子供」という意味です。幼い頃のことは、「赤ちゃん」「乳児」といった言葉にしています。
1・母親との共依存、とは何か
これは共依存する母親とは、子供のことをどこかで恨んでいて、子供の人生を壊してもいいと思っているということがベースにあります。子供がこれを気がつくことはありません。
本来、あなたを恨むことはただの逆恨み、筋ちがいです。
筋ちがいだとは母親の方も分かっているので、自覚しないようにしています。
母親は、自分はそんなことをもうはずがないと自分に言い聞かせているようなものです。子供が憎いと思っている自分を受け入れられないのです。
どうして憎んでしまうのか・・・それは、自分の人生が上手くいかなかった、本当はこんな結婚生活を続けたくもない、本当は子供の父親は違う人だ、ただただ人が嫌い自分が嫌い、子供だけはほしくなかったetc....それなのに子供ができた。
何でこんなにかわいそうな私が子供なんて育てなきゃならないのか・・・
だから子供が悪い。となっています。
他にも母親があなたを恨む理由はありますが、自分で解消できない問題を子供にぶつけているということです。
この気持を母親自身は自覚しないようにしています。
たまに良い母親の仮面を被っている人さえいます。
が、行動、今の子供の状態を見れば一目瞭然でばれまず。
まず、子供が、一般的な人生を生きていない、ということがあると思います。
進学、就職、仕事、恋愛、結婚、子育て(とりあえず一般的な例ですすめます。)
これらは、親があらかじめ心の準備をしておくことで、子供はそれに沿って進んでいけるものなのです。
それは親はこのように心の準備をしておいてくれるもの・・・・・
・・・この子も、将来、都会に行きたいと言い出すのかな、とか
彼氏彼女を家に連れてきたら、さすがにショックだな、
ある程度成長したときには、・・・・そろそろ結婚って言ってくるかな、
今どき同居なんてしないだろうな、
孫ができたら嬉しいだろうなあ・・・・
それとも仕事が楽しいようだから、結婚より仕事になるのかな、とか
まあ、本人が元気ならそれでいいけど・・・
という程度の、普通の親が普通になんとなく思うこと、
これを思ってあげていることが本当に子供にとって大切なんです。
こういう親のベースがない子供、親との共依存があるという人は、いつか自分でこの親の役割になって、ベースを自分自身に作って上げる必要が出てきます。
共依存の母親の考えは、逆です。
どうやったら、子供に利用されないですむか、そして自分の人生のために子供を利用するにはどうしたらいいか?
と言う発想です。
自分の都合で、子供の将来の設定をしています。
よくあるのが、親子の共依存で、子供が結婚できないパターンです。
その言い訳として母親が・・・今どき結婚なんてしなくても、好きなことで生きていけばいい・・・などと言っていたりします。
そこだけ聞けば、今どきの物分かりの良い親のように見えますが・・・
本当のところでは、自分たちの夫婦関係やそれぞれ自分の人生の問題に向き合うのが嫌で、いつまでも子供のことを考えている必要があるから、という背景があります。
そして、子供はそんなかわいそうなお母さんお父さんの気持ちに寄り添ってあげて実際に結婚しないでいたりします。
本来は、子供が自発的に、結婚するかしないか、仕事を頑張りたいかどうかを決めることが大切なのです。
この例の場合に子供は、どんな人生を歩くのかを決めるという段階の発達が親に奪われたままで生きることになります。
自分はなんとなくだけど、共依存だと思うという方へ・・・
共依存とは親から常にDVを受け続けているようなものです。
私の言葉で言えば、強盗殺人です。魂が殺されて、自分の人生を奪われてしまっているのです。
そして、それが日常的に行われているということです。
本当に心と身体と魂が壊れて、生きるシカバネとなってしまいます。
では、次回以降はこちらに続きます★
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