言えないことのストレスは大きい

ヒーラーの日常

今日は月齢23.7。

こんにちは、ヒーラーのHidekoです。

今日は本音を言えない理由と、そのストレスについてです。

『自分自身を完全に発揮したら、つまり本音で話したら、全てが終わるんじゃないか』

かつての職場では、自分が黙っていることで、この場を乗り切るしかないと思っていた私でしたが、同僚に言わせると、結構好き勝手やっていたように見えていたとのこと・・・・、今日は機嫌が良いか悪いかすぐ分かった、分かりやすかったから・・・などと言われてしまいました。

私としては、自分の言いたいことは言わず、今この場所での模範解答的な言動をしていたつもりでしたし、実際に自分の本音を言ったことはありませんでした。

が、それは相当なストレスだったんですね。

そのために、気分にムラがあったり、肝心なことでミスしてしまったりしていました。

自分の言いたいことを言わないストレスを侮ってはいけなかったんです。

自分の本音を話しても良いと思ったことは、生まれてからほんの数年前までありませんでした。数年前にやっと本当に信頼できるところでだけなら話せるようになったような状態です。

ましてや職場で自分の気持ちを話すなんて、考えられませんでした。

それは、私が極端に怖がりで、『自分の本音を言ってしまったらおしまいだ』とか、『本当の自分自身を生きようとするなんてとてもできない』『そんなことをしたらすべてが台無しになる』そんな風に思っていたからです。

私は生来のエンパス体質により、みんなが何を期待しているかを感じ取ってしまい、その場の模範的な受け答えをしてきました。

時には、模範的ではなく、みんなが期待するダメな自分にさえなってしまっていました。

それは人々の本音を感じ取ってしまうからです。そして人々は、本音は決して言葉にはしません。上辺だけの言葉と真逆の本音。

私はそれをどうして良いのかが分からずにきました。そして、どうにかしなければならないとずっと思ってきました。

ちなみにそれは機能不全家族に生まれた宿命(笑)からそう思ってしまっていたわけです。つまり、生まれた時から、自分が父と母との関係をなんとかしなければと思っていました。そして、両者の本音と建前の間で疲労困憊し、結局うまくいかず敗北感を感じていました。

それでどこに行ってもこの職場の、このグループ全体の関係性をなんとかしなくてはと思っては疲労していたのです。

でも考えてみれば、職場の齟齬があろうがなかろうが私には関係ないというスタンスでも良いわけです。

そのストレスが大きいことを自覚してからは、仕事そのものに集中するようになりました。結局仕事に行ってるんですからね。

この本音と建前の世界。

職場で自分の言いたいことを言うことなど、私には天文学的に理解できないことだったんです。

職場だけではありません。

美容院でも、『もっと後ろ切ってください』と言えるようになった美容師さんはこれまで一人だけ。それまでは、何も言わずまるで満足したかのように振る舞い、家に帰ってきて自分でカットしていました。

服を買いに行っても、店員さんに気を使ってしまうから、ネットで買うほうが冷静に選べるんです。

サービスを受ける側のときでさえ、一体私は何をそんなに恐れているのだろうか?

エンパスであることは、大きな要因です。

目の前の人が本当は何を考えているのかが分かってしまうので、それを言ってしまうのは怖いです。もし本当のことを言ってしまったら、相手は『そんなことあるわけがない』と言って激怒してしまいます。(実際に激怒させてしまったことはあります。)

ですので、みんなが望んでいるこの場の模範解答を言うのはストレスが大きすぎると分かったし、かと言って本音を言うわけにもいかないのは学んだ。

黙っているしかない。この堂々巡りです。

では、そんな私が人に自分の気持ちを話せるようになった克服の過程はこちら、共依存・人に本音を初めて言う、をどうぞ♫

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