生きづらさ解消・・・境界線を整えるとは?

ヒーラーの日常

こんにちは、ヒーラーのHidekoです。

今日は、人生が生きづらい方必見の境界線を整えることと、その奥にある共依存関係についてです。

あなたはこんなことはありませんか?

  • 人間関係が辛い
  • 親子の共依存があって辛い。
  • 大好きだった人が何かのきっかけで大嫌いになる
  • 自分は傷ついたのだから責任など取らなくてもいいと思う
  • 電車の中でネガティブな気をもらってしまい具合が悪くなる
  • 人といると疲れる。一人が気が楽である
  • 特定の苦手な人がいる
  • 買い物、ネット、コーヒーなどの依存症状がある
  • 介護士、対人援助職であり、仕事上疲れやすい。

また、特定の相手との間にこんな場合もあります。

  • 誰かにからエネルギー的にこずかれるような感じがする。
  • 特定の誰かとの話していると、胃の部分を掴まれているような感覚で何も反論できない。
  • 母親がいいところばかりを取ってしまう。私はいつも引き立て役。
  • なぜかやりたくないのに、また同じことを選んでしまう。

今日は、このようなことで悩んでる方、特定の誰かとの課題のある方、共依存を解消したい方、生きづらいと感じるかたへの処方箋です。

根本的に、境界線があいまい、境界線がないという状態は、生まれ育った中で培われたことです。家族での境界線のあり方がそのまま自分にも当てはまります。

えっ、それって、生まれた家って変えられないから仕方ないってこと?

という声が聞こえてきそうですが、はい、そのとおりです。もう大人になっている皆さんは、すでにあなたの育った環境の境界線のあるなしや健全かどうかを見に付けてしまっています。

ただ、もしかして境界線があいまいなのかも・・・と思われた方でも、生きづらさの原因はこれからでも解消していけます。

私は、境界線が全くありませんでした。

私は介護士だったので、エネルギーが私から介護を受けている側・入居者にダダもれの状態だったんです。だから本当にいつも疲れていました。

一度など、職場に行った時点で仕事終わりほど疲れているような状態で仕事をしていました。その繰り返しでした。

私がエネルギーヒーリングを学んで、境界線の理解をしたあとで職場に戻った時に、はっきりとエネルギーがダダもれしていることを自覚してしまったんですね。

ずっと介護士という仕事柄仕方のないことと思っていましたが、実際には違いました。

それは、今まで私からエネルギーが流れてしまっていた入居者のひとりの方が、私がいつもと違うと感じたようで、突然暴言を言ってきたということがありました。

悪い言い方をすると、この方は、私のエネルギーをもらいたいだけだったんです。少しショックではありましたが、それよりも、もう二度と誰かに私の大切なエネルギーを渡さないぞ!と決めていましたので、本当にエネルギーが流れていかなかった証明になりました。

この場合、私と入居者との間に依存関係があったんですね。私は依存的に私に関わられていたことを自覚しそれをやめた途端に、お相手の方は依存できなくなり暴言となってしまった。

また、エネルギーは元気な人から弱っている人に自然に流れるという性質もあります。これは、私がほとんど仕事のできないほどの体調で出社した時に、周りの人からエネルギーを貰ったという経験をしたことがあります。健全なエネルギーの交換の範囲であれば大丈夫ですが、ダダもれ状態であれば境界線を整える必要があります。

では、境界線を整えるとどんないいことがあるのでしょうか。

  • 人間関係を楽しめるようになった
  • 自分の意見を持て、他人に左右されない
  • 人混みで不快なく居られる
  • 介護士、対人援助職でも不健全な疲れ方をしなくなった
  • 人から認めてもらわなくてもいいと思えた
  • 自分を後回しにしなくなった
  • 周りの人たちに気を使って疲れることがなくなった

人との境界線が整うと人生が本当に楽になります。

これらの殆どは人間関係が辛いことが原因です。それが、境界線を整えることで解消されるんです。

私Hidekoの場合には、介護士として依存される側だったのですが、実人生では逆に依存的でした。誰かに認めてもらえないと前に進めませんでしたし、誰かから批判されることは死を宣告されるようなものでした。大げさではなくそれ程までに依存的だったんです。いつもどこかでビクビクして周りを伺っている自分がいました。

しかし、境界線を整えることは、自分は自分であると認識するようなもの。ある意味認められたい願望を諦めることです。

次第に人からどう思われてもいいやと思えるようになり、それにつれて人間関係も我慢するのではなく、自分らしく居られるようになりました。

直近で退職した職場からはいつでも戻ってきてと言われましたが、もう評価されなくてもいいと思ったら、逆に評価されてしまうもののようですね。

さてここからは、もう少し深堀りでこの境界線と共依存についてを見ていこうと思います。

家族との関係性が、あなたの境界線の有り様ににそのまま表れると言いましたが、境界線を別の言葉で言うなら、どれだけ家族間で、相手を尊重しているか、または、子供だったあなたを、あなたの親がどれだけ大切にしていたか、と言えると思います。

ある家庭が、子供は親の言いなりになるものだという家庭だとしたら、子供が尊重されているとは言えず、境界を踏み越えて両親の価値観を受け入れてしまっています。

また、子供には人権などないという家庭では、子供には境界線がなく育ってしまいます。

そういった子供は大人になっても、騙されたり、利用されてしまったり、また、精神的にダメージを受けやすいかも知れません。

また、本当に困ったことには、子供に人権を与えない親がいても、一見しても分からないことです。世の中で普通の親、良い家族と思われていても、実際に家庭内のことは外からはわかりません。

また、親は当たり前のように子供に人権を与えずにいても、悪いことをしている意識がないため、外から見ると普通に見えてしまいます。

そのため多くの場合には、大人になって、生きる上でどうしようもなく辛いとか、これ以上生きるのが困難であるという状況になってはじめて、生き方を変える必要に迫らるわけです。

ここまでの話から、境界線にとって大切なことをまとめてみましょう。

  • あなたが、自分が尊重されない環境で育ったとしても、人として尊重されることが境界線には大切である。・・・割りに合わないけれど、やられて嫌だったことは人にはやらないと決めて、これからは人を尊重する姿勢でいることが、ひいては自分を尊重することに繋がること。
  • 自分は自分である・・・人と違ったことをすると、みんなから浮いてしまうことへの恐怖があっても、少しづつ、自分は自分であると意識を変えていくこと。
  • 人からの評価は諦めてしまうこと・・・・これは難しいかも知れませんが・・・・実は人からの評価とは、ほしいと思っていても手に入るものではないんです。逆に諦めた時に、すっと手に入ってしまう、そんな性質のものです。・・・そうなるためにも、自分は自分であることを認め続けるのが、遠いようで近道になります。

ぜひ、生きづらさの解消のために、参考にしてみてくださいね!!

ここからは、さらに深読みヒーラーHidekoならではの笑、境界線がない状態と共依存の違いについてお話します。興味のある方は、ぜひどうそ★

境界線があいまい、境界線がない状態とは、家族、家庭、育った環境単位の影響が大きいと考えます。

もちろんベースには母親との関係があるわけです。(因みにすべての関係のベースは、あなたと母親との関係になります。)

ただ境界線に関しては、エネルギー的に家族、家庭、環境から、どんな風な関わりを持たれてきたかということですから、家族全員の影響を受ける、家長である父親や祖父母から、また育った場所からの影響ということになります。

一方の共依存とは、母親(母親代わりの人物)と子供の関係のことです。

世の中には様々な依存関係がありますが、そのベースになるのは、全て母親との関係です。

アルコール依存、買い物依存、摂食障害などは全てそうなります。

たまに父親との共依存もありますが、その前段階として母親との関係がかならずベースにあります。

母親がいないという方でも、産んでくれた方はいるわけです。その関係性というものが必ずあります。不在という形かも知れませんが、必ず影響を受けて言います。

そして、信じられないかも知れませんが、母親の愛情はちゃんと存在しています。でなければあなたは存在していなかったことでしょう。それが分かる日はいつかやってきます。

また、母親との共依存とは、母親が愛情を適切に与えることができなかった場合に、共依存関係ができてしまうという側面があります。

本来母親から愛情を受け取る必要のある乳児幼児期に、何らかの理由で受け取れなかった場合、子供は生涯をかけてその愛を取り戻そうとします。

それが、本当は依存などしたくないと思う一方で、傷ついてしまった子供のあなたの一面が、愛を取り戻したいと必死になってしまうという理由です。

それらは一見して普通ではないような行動さえさせてしまます。時にそれは犯罪行為となる場合もありますが、母親が認めてくれるなら何でもするという2、3歳の子供がしていることだと言えば理解できるのではないかと思います。

さて、この共依存があると、人間関係が共依存をベースにしているので楽しくありません。

また母娘、母子の共依存で問題なのは、自分の考えか母親の考えなのか分からないということです。

多くの場合、母親の考えが刷り込まれていて自分の考えだと思いこんでいるだけなのです。

ただ、自覚できなくても、母親の考えという本来なら自分ではない異物を取り込んでいることですから、それ自体とても辛いはずです。

ベースになる母娘の共依存が実は辛いために、どこに行っても人との関係が辛いと感じてしまいます。

それは洗脳されている宗教信者と似ているところがあります。脅かすわけではなく実際に似ていますが自覚できないんですね。

ある親子の場合は、ご本人の後ろに生き霊となってお母さんがいたことがあります。そうなると、本人の感情なのかお母さんのものなのか、分からない状態になってもおかしくありませんね。もちろんご本人は全く自覚はありません。

なぜ本来なら辛いはずの母娘関係を自覚できないのでしょうか?

それは、母親から愛情を貰っていないので取り戻す必要があるからです。だから母親との共依存をやめるわけにはいかないのです。

そして、本当はやめるべき母親との共依存はそのままにして、本来は大切な人との関係を断ってしまっている・・・・。

そんな状態でしょう。

なんとも深堀りすると大変なことがわかりますが、ここまで読まれた人は、きっと共依存関係を変容していける方だと思います。

本当に辛いと思いますが、諦めずに、境界線の大切なこと3つをやってみてくださいね。こつこつやることが遠回りのようでいちばんの近道です。

なにかの参考になれば幸いです♪ご感想やご質問もお待ちしています★

境界線のためのセッションは、共依存状態となっているエネルギー体を原因から解消していきます。こちらはスピリチュアルリーディングの中で行います。お申し込みの際には、境界線のためのセッション希望もあわせてお知らせくださいませ。

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