共依存と依存症

共依存にもいろいろな関係がありますが、ここでは母と子の共依存関係から見ていきます。

母と子の共依存関係を癒やすにあたって、まずは、自分自身が共依存関係にあることを分かる必要があります。

それは、もちろん分かっていると思っていても、もっと深いレベルでの依存関係があり、人生全般に影響を与えています。

例えばこんなことがあります。

*それが自分の意見か、母親の意見か、それとも誰かの意見を自分が考えたように思ってしまうのかが分からない。

*評価されることをやってきたけれど、これでいいのか分からない。

*自分の好きなことが何か分からない。

*電車や人混みで気持ちが悪くなるいわゆるスポンジ体質

*離れていて暮らしていても母親からのエネルギーを受け取り続けている。結局離れられない。

*母親に対するものすごい怒りを抱えている

当てはまった人は、生まれたときからの母親からの刷り込みにより自覚するのが難しいかもしれません。

言い方は悪いですが操り人形、二人羽織のようで、エネルギーレベルで言うなら、エネルギーが混じり合っている、一体化してしまっている状態です。

健全なエネルギー状態とは、自分のエネルギーフィールド内には、自分自身と自分のハイアーセルフのエネルギーのみがあることです。ハイアーセルフとは高次の自分自身のこと。つまり自分のエネルギーだけなのが健全な状態です。

言い換えると境界線が整っている状態です。

誰か他の人のエネルギーが混じっていると、どこか居心地が悪かったり、変な体感があったりするものです。

例えば駅で、真後ろに人が立っていて、何となく変な感じがして振り向いて見てしまう時などには、後ろの人があなたのエネルギーフィールド内に入っていることが考えられます。

そうやって、私たちは自分のエネルギーを感じることが出来ています。

しかし、生まれた時から共依存関係にある人にとって、エネルギーフィールド内に他の人のエネルギーが入っていることは、むしろ当たり前になってしまっています。

境界線がない状態で、エネルギーを周りの人に奪われている、または要らないエネルギーを受け取り続けているそんな状態のこともあります。

そんな共依存は、あなたが自分の使命や魂の目的をこの人生で果たしたいと思った時には、邪魔をしてしまいます。

それ以外にも、体調不良や病気の原因になったり、人生が思うようにならないない、感情をコントロールできないなど、様々な影響を受けてしまいます。

依存症について

話は少し外れますが、現代は様々な依存がたやすく出来てしまう時代です。

スマホ依存、ネット依存、買い物、Amazonなどのネットショッピングなど、GDPや消費を支えているのは、現代人の依存的体質ではないかと思えるほどです。

つまり、誰もの中に依存はあるということです。

では、普通の依存と癒す必要のある依存の違いとは何でしょうか。

癒す必要のある依存とは、それによって、生活が成り立たなくなってしまうことです。

例えば、ネット動画を休みの日に見続けても、それはそれでいいわけです。しかし、身体が悪くなるほどに見続けたとしたら、または他のことを何もできなくなってしまうほどだとしたら、癒す必要があります。

依存症は、このように、ネット依存であったり、他にも過食と嘔吐を繰り返すような摂食障害などとしても現れます。

共依存と共通するのは、もともとの原因が乳児期幼児期、胎児の頃にあるということです。

共依存も、依存症も、離れられない、執着している、何かをゆるしていない状態であり、本人が思っている以上に自覚が難しいことがありますが、〇〇中毒や嗜癖、自分を傷つける行為、どうしてもやめられない何らかの行動などでもなっても現れます。

セッションでは、エネルギーレベルからの変容を促していきます。

それは、意志の力で依存と立ち向かうことは限界があり、時間もとてもかかります。

もちろん変わりたいという気持ちは大切で、それを最大限サポートすることができるのがエネルギーでの変容です。

依存症は、意志が弱いからでは全くありません。

幼いころの母親や家族との関係に原因があり、それは子供にはどうすることも出来ないものです。

あなたと母親との関係、家族との関係を紐解いていき、今の対象と一体化してしまっているエネルギーをセパレートして境界線が健全な状態へと変容していきます。

スピリチュアルリーディングはこちらより

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