家系と先祖


意識には上らない、家系、一族、先祖にまつわる様々な束縛についてです。

それらは、あなたばかりか、あなたの両親、や家族も自覚なく当たり前に行っている行動で、まるで生活習慣病のように蝕んでいくのが、家系と一族から受け継いでいるものの特徴です。

そんな自分にとっての当たり前が、一度他の人達の目にさらされた時、当たり前ではないことが分かる時があります。

農家出身の人が、野菜のヘタの部分を数センチも切って捨てているのを見て、もったいないと驚いてしまった、という話があります。

農家では、大量に野菜が採れ、採れ始めると、毎日同じ野菜を大量に消費しなければならず、知り合いにあげてもあげても追いつかず、嫌になることがあるそうです。

それで、必要以上にヘタや皮の部分切り取って捨てるのが当たり前になっていますが、農家以外の人には、それは当たり前ではなく、びっくりしてしまいますよね。もったいない!

このように、当たり前になりすぎていて自分では気が付かない家族や、家系一族の間の習わしがあります。

野菜のことであれば全く問題ないのですが笑、自覚がなくやってしまっていることの中には、どうしてこんなことを私はしたのだろう?と思うようなことを、家系の習慣がさせてしまっていることがあります。

例えばこんなことがあります。

・一族の中で、優先順位があって、本家の長男が一番偉くなければならならず、それを越えてはならない。自分が学業や仕事で、もう一歩のところでうまくいかないのは、その家系のおきてがあったから。

・女性と男性との優越ははっきりさせておくべき。そういえば親戚で集まると母もいとこ達も辛そうにしていたのが思い当たる。家族の間で、それだけは守られなければならない。だから、女性である自分は、どんな男性にも劣等感を抱えてしまう。

・一族を守るために、何世代かに一人は、犠牲となる必要がある。その犠牲の上に一族が栄える続けることができる。その犠牲者が自分だと知った時には、今の時代にそんな信じられないような決まり事があったことに驚いたが、それよりも、自覚がないのにそのように行動していた自分にもっと驚いた。今までの人に言えないような出来事の数々は、そこから来ていたのだと変に納得もした。

なんとも、恐ろしいようなことですが、これらは、家族間、家系の間で話し合われることもなく、意識にすら上がらないままに、しかし受け継がれてしまうものです。

もしかすると、結婚によって家系以外から入ってきた人は、違和感を持つこともありますが、家系全員が意識下で行っている行動のために、違和感を表現すること難しくなります。そのうち家系のしきたりにそって違和感を意識下に抑えて行動するようになります。

親子の間における問題を見つめていくと、この家系から受け継いでいるもの、先祖からの課題に行き着きます。

この家系と先祖との関係とは、根深い課題であると同時に、癒やした時にはあなたの力強い一番の味方になってくれるものでもあります。

そうすることが、今生での一つの役割なこともあります。

家系、一族、先祖のヒーリングは、スピリチュアルリーディングの中で行います。

こちらより♫スピリチュアルリーディング

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