こんにちは、ヒーラーのHidekoです。
母親からの「あなたのために言っているのよ」という言葉・・・・
辛いですよね。
それは母親の押し付けで、母親が自分を満足させるために言っていることだから・・・・。
なんでしょう。
親不孝と言われることを私含めて極端に恐れているって思いませんか?
そして、親、母親はそこをうまいこと突いてくる・・・
そう言えば・・・・自由だと思っていた私でさえ、母を施設に預けた際には、世の中の全員から「お前は親不孝だ」と言われているんじゃないかという感覚になりました。
それほど、親、母親は親不孝という「印籠」をちらつかせては、私の行動をコントロールしていたんだと思います。
本当に子供の為を思っていたら、「あなたのために言っている」とは言わないでしょう。
ただ、愛するでしょう。
小学校1年か2年の時、学校から栄養失調であるとの通知を貰ったことがありました。
家に帰ってお母さんに見せなさいと言われたと思います。
そう言えば小学校2年生頃まで飢餓の子供のようにガリガリでお腹だけが膨らんでいたことを思い出しもしました。
ご飯を貰えなかったからか、私が食べていなかったのか・・・その記憶があまりありません。
また私はずっと、大勢で食卓を楽しく囲む・・・という状況が辛くて逃げ出したくなる・・・これはどうしてかわからないままです。
ただ、母が私を憎んでいたことだけは確かで、
そんな母親から「あなたのために言っている。」と言われると背骨が変形するかと思うほど辛かったのです。実際に変形もしてたかも知れないです。
身体も拒絶反応を出してしまう言葉でした。
びっくりしたことがあって、
世の中のお母さんは子供にこんなことを思っているのかと驚愕した言葉があります。
それは、息子さんがおられるお母さまが話していた、
「連絡などなくとも、元気でいてくれて自分の好きな人生を送ってくれれば、母はそれだけで幸せです。」
という言葉。
信じられませんでした・・・・普通お母さんは、こんな風に思うんですね。
私はびっくりして何故か涙が止まりませんでした。
悲しくて悲しくて。
私の人生って何なんだろう。
かたや、
暴力的で人の尊厳を踏みにじる『あなたのために言っているのよ』という言葉。
この言葉を聞いた時には思わず怯んでしまいます。
どうやれば自分自身でいられるのでしょうか。
・・・・・・
ひとつには、
そうやって、母親からコントロールされているということに気がつくことができます。
普通の世のお母さんたちが普通に持っている子供への感覚を、自分の母親は持ち合わせていないということにも気が付きます。
「あなたのために言っている」という言葉が呪いのように頭の中で繰り返されるのは・・・
今でも母親のコントロール下に私はいるのかも・・・ということにも気が付きます。
ただ愛してくれることがなかった
素の自分が愛されるという経験をしたことがなかった
だから、愛されようと思ったら、私は誰よりも頑張らないとならない
それも母親が満足するような頑張りを
仕事ではとにかく頑張らなければならない・・・そうしないと愛されない
世の中でも、目の前の人にも、私は頑張らないとならない・・・・じゃないと愛されることはない・・・
でも、
先程の息子さんは、お母さんの前で頑張ってなどいない、でも愛されている
普通はみんな頑張ってなどいないのかも
頑張っていても、私みたいなやり方じゃない・・・
だからきっと私も、頑張らなくてもいいのかもしれない
母親が目の前にいて、あの言葉を言ってきたとしても、
きっと、もう何もしないで素のままでいれば良いのかも知れない
そうすれば、その言葉は私にくっつくことはなく、母親へと戻っていくだけだから

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