こんにちは、ヒーラーのHidekoです。
毒親からの「あなたのために言っているのよ」という言葉・・・・
辛いですよね。
辛いと思った方、よかったら読み進めてみてください。
後半で普通のお母さんとはどんな感じなのかもお伝えしています。
この言葉を使うのは、毒親に限ったことではありませんが・・
『あなたのために言っているのに(言うことを聞かないなんて!)』
・・・・
これを誰かに言えますか?って話で、普通言えるはずないです。
仮に心ではこう思ったとしても絶対に言えないです。
ところが、共依存の親は、これを自分の子供に言い放つことができます。
人間は正義感を心にいだく時、強い態度に出れるものですよね。
例えば、自分の高校の野球部のために応援する応援団。
自分のためには絶対にできないことでも、いい意味での正義感があって出来るのだと思います。
他にも、社会を正そうとする正義感を持った人は、自分が正しいことをやっている、自分のためではなく、世の中のためという使命感に突き動かされています。
そしてそんな正義感は簡単に度を超えていきます。
自分のためになら絶対に出来ないことでも、大勢のため、社会のための正義というお墨付きを自分で作り出して、自分は素晴らしいことをやっている、まさか批判されるはずはないと思い、自分の素晴らしさを思いのまま世の中にアピールできるからです。
正義感の後ろ盾がある発言は、度を超えると手がつけられないこともあります。
私は、母親の「あなたのために言っているのに」の裏には、親として言わなければならないという正義感があると思います。
普通は、より巨大な権力に立ち向かう時や、大勢の人のためという場合に発動されるのが正義感。
それを自分よりも弱い立場のたった1人の幼い子我が子に、平気で使うことができるのは、やはり毒親であって、自己愛の枠を絶対に出たくないという、ある種のサイコパス性を感じてしまいます。
おそらく子供に嫌だと言われ、それで癇癪を起こしたようになって、自分で自分の素晴らしさを確認するために子供相手に正義感を発動させ「あんたのために言っている」と言い放った・・・そもそも子供には嫌だという権利があることすら分からない・・・まあ、こんなところでしょう。
ここで、世の中の普通のお母さんをご紹介します。
それは、成人した息子さんがおられるお母さまが話していた言葉です。
「連絡などなくとも、元気でいてくれて自分の好きな人生を送ってくれれば、母はそれだけで幸せです。」
これを聞いて私は、ここ数年来でいちばん驚愕しました笑。
えええっ!!! 普通のお母さんってこうなん!!!
そして何故か涙が止まりませんでした。
ここから私が思ったことはいろいろありますが・・・
仕事ではとにかく頑張らなければならない、世の中でも、目の前の人にも、私は頑張らないとならない・・・
じゃないと愛されない、評価されない、気に留めてもらえないと思っていた。
でも、
この息子さんは、お母さんの前で頑張ってなどいない、
お母さんが何をやっていても良いって思ってる。
・・・・
普通はみんな頑張ってなどいないのかも
頑張っていても、私みたいな辛いやり方じゃないのかも
私も、頑張らなくてもいいのかもしれない
素のままでいれば良いだけなののかも知れない
などと、考えたりしていました。
(2017年3月初回投稿、2024年5月加筆)
なにかのご参考に慣れば幸いです。
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